素材について

※素材イメージ画像はあくまで参考イメージです。ご利用の画面により色味が実際とは異なる場合がございます。予めご了承ください。

シルバー系素材

※Agは銀の元素記号、SVはSILVERの略。
<>は別名


純 銀

<サラ>
純銀とは何も混ざっていない銀のみのことです。純銀は柔らかく加工がしやすいためフクリン部分に使用することもおすすめです。ただし細い指輪などの製品にした場合、やわらかい為わずかな力で簡単に変形してしまい強度的に向いていません。純銀を「サラ」、純金を「ヤキ」とも呼ぶこともあります。これは純銀と純金の読み・聞き間違いなどを防ぐ意味もあります。
比重:約10.5 融点:約961度

特注地金
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950銀

<950Ag、SV950>
95%が銀の合金。残りの割金は銅。指輪などの製品に適した硬さもあり、925銀よりわずかにやわらかいため、鍛金など手作業で製品を作る際に向いています。
比重:約10.4

特注地金
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925銀

<925Ag、スターリングシルバー、SV925>
92.5%が銀の合金。残りの割金は銅。キャスト(鋳造)で指輪やパーツなどの製品によく使用されている素材。ピアスのポストなどのある程度強度が必要なパーツにもおすすめです。電気炉などを使用し、硬くすることも出来る合金。
比重:約10.4

特注地金
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ゴールド系素材

金の品位を表す場合「K」(カラット)を使用するケースが多いです。18金など「金」を使用する場合もあります。
「K」カラットは24分率で表されており、例として「K18」は24分の18のことで金が75%含まれているという意味です。(重量比の為、K18が100gだとその内75gが金)尚、この「カラット」はダイヤモンドなどの重さ「ct」(カラット)とは別なので注意。金の元素記号はAu。
※画像は地金の写真を加工した色味の参考イメージです。ご利用の画面により色味が実際とは異なる場合がございます。予めご了承ください。
<>は別名 


純 金

<ヤキ、K24>
純金とは何も混ざっていない金のみのことです。純金は大変やわらかく、言わずと知れた金箔などにも加工されています。ジュエリー素材としては、仕上げが難しい分類で、きれいな金色を出すのにコツが必要。純金を「ヤキ」と呼ぶこともありますが、鉄鋼素材などの「焼きを入れる」のやきとは別なので注意。
比重:約19.3 融点:約1,063度

特注地金
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K22(4/6)

91.7%が金で、残りは銀4:銅6の合金。
比重:約17.8

特注地金
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K20(4/6)

83.5%が金で、残りは銀4:銅6の合金。
比重:約16.5

特注地金
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K20 白割
(しろわり)

83.5%が金で、残りは銀のみの合金。割金が銀のみの為、やわらかい材料。やわらかさを生かしてプレス機で形を出す徽章(バッジ)関係などの材料としても使用されています。
比重:約17

特注地金
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K18(4/6)

75%が金で、残りは銀4:銅6の合金。昔からある素材で、四分六(しぶろく)ともいわれています。弊社の場合下記の5/5割、逆四分のほうが比較的ご注文があります。色味はイエローゴールドの分類。
比重:約15.4

特注地金
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K18 5/5割

<K18(5/5)>
75%が金で、残りは銀5:銅5の合金。弊社ではキャスト加工や切売り丸線などの商品に使用されています。色味はイエローゴールドの分類。
比重:約15.5

特注地金
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K18 逆四分

<K18(6/4)>
75%が金で、残りは銀6:銅4の合金。チェーンやパーツなどの商品に使用されていることも多く、キャスト加工にも使用されています。上記(4/6)四分六とは逆の銀と銅の配合の為、逆四分(ぎゃくしぶ)といわれています。色味はイエローゴールドの分類。
比重:約15.5

特注地金
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K18ピンク

75%が金で、弊社では残りは銀と銅とパラジウムなどが配合されている合金。ピンクゴールドは業者により配合が異なり、あくまでピンクゴールドという商品名となります。上記イエローゴールド系より少し硬めな素材。
比重:約15.4

特注地金
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K18WG/Pd

75%が金で、弊社では残りは銀とパラジウム(Pd)が配合されている合金。ホワイトゴールド(WG)の種類の1つ。白金(プラチナの日本名)とは別の素材なので注意。リングなどの製品で販売されている品物は、表面にロジウムメッキが施されていることが多い素材。
比重:約16.5

特注地金
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K18WG/Ni

75%が金で、弊社では残りは銅とニッケルなどが配合されている合金。ホワイトゴールド(WG)の種類の1つ。
硬い素材の為、眼鏡フレームの材料などに使用されています。色味はパラジウム割の素材より黄色味があります。
比重:約14.8

特注地金
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K18 白割
(しろわり)

75%が金で、残りは銀のみの合金。割金が銀のみの為、やわらかい材料。やわらかさを生かしてプレス機で形を出す徽章(バッジ)関係などの材料としても使用されています。細いリングや華奢なジュエリーには柔らかすぎるので強度的に向いていません。
比重:約16

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K18 赤割
(あかわり)

75%が金で、残りは銅のみの合金。銅の色味の影響がよく出た色をしています。割金が銅だけの為、比較的硬く加工性が少し悪い分類の合金。
比重:約15

特注地金
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K14

58.5%が金で、残りは銅と銀などが配合されている合金。
比重:約13.1

特注地金
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K14 白割
(しろわり)

58.5%が金で、残りは銀のみの合金。割金が銀のみの為、色は銀色にうっすらと黄色味がある程度で、やわらかい素材。
比重:約14.4

特注地金
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K14WG/Pd

58.5%が金で、弊社では残りは銀とパラジウム(Pd)が配合されている合金。ホワイトゴールド(WG)の種類の1つ。
比重:約14.8

特注地金
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K14WG/Ni

58.5%が金で、弊社では残りは銅とニッケルなどが配合されている合金。ホワイトゴールド(WG)の種類の1つ。
比重:約12.9

特注地金
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K10

41.7%が金で、残りは銀と銅などが配合されている合金。弊社で従来より取り扱っている素材。銅が少し多めな為、K10イエローよりわずかに赤みがある素材。金の割合が少ない為、融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約11.6

特注地金
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K10
イエロー

41.7%が金で、残りは銀と銅などが配合されている合金。K18素材と比べて金の割合が少ないため価格が安く、K18よりは黄色味が薄いですが、金色に見えるように配合が調整されています。金の割合が少ない為、融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約11.5

特注地金
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K10ピンク

41.7%が金で、残りは銀と銅、パラジウムなどが配合されている合金。K18素材と比べて金の割合が少ないため価格が安い。金の割合が少ない為、融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。銅の割合が多いため、他K10よりわずかに変色しやすく硬めな素材。
比重:約11.9

特注地金
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K10
ホワイト

41.7%が金で、残りは銀とパラジウムが配合されている合金。K18素材と比べて金の割合が少ないため価格が安い。K18WGと比べると銀色に近い色調。銀の割合が多い為比較的やわらかい素材。金の割合が少ない為、融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約13.1

特注地金
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K10 白割
(しろわり)

41.7%が金で、残りは銀のみの合金。銀の割合のほうが多いため色はほぼ銀色で、やわらかい素材。
比重:約13

特注地金
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K10(5/5)

※キャスト用素材

41.7%が金でキャスト用に配合されている素材。キャスト吹き上がりのままでは白い為、仕上げる際表面を削ることで金の色味が出てきます。融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約12.2

特注地金
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K10ピンク

※キャスト用素材

41.7%が金でキャスト用に配合されている素材。色味はピンク。融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約11.8

特注地金
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K10 WG

※キャスト用素材

41.7%が金でキャスト用に配合されている素材。色味はホワイト。融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約13.3

特注地金
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K9

37.5%が金で、残りは銅と銀などが配合されている合金。融点が低くロウ付けなど火を使う際は注意が必要。
比重:約11.3

特注地金
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プラチナ系素材

※Ptはプラチナの元素記号。
※画像は地金の写真を加工した色味の参考イメージです。ご利用の画面により色味が実際とは異なる場合がございます。予めご了承ください。
<>は別名 


純Pt

<純プラチナ>
純Ptとは何も混ざっていないプラチナのみのことです。純プラチナはとてもやわらかく、ほか地金と比べると粘りがあります。色調は銀よりやや黒っぽい素材。
比重:約21.45 融点:約1,769度

特注地金
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Pt900/Pd

90%がプラチナで残りはパラジウムが配合されている合金。やわらかく加工がしやすく、ジュエリー製品などで日常で使用する分には基本的には変色しない。素材に粘りがあるので、ルースに光が入りやすいよう細い爪を使用しても留めることが可能とされている素材です。やわらかく粘りがあるので仕上げは金・銀と違い段階を細かく踏んで仕上げていく。製品に小傷がつきにくくするために固い素材であるロジウムメッキをすることもあります。
比重:約19.9

特注地金
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Pt900
(Pd50/Cu50)

90%がプラチナで残りはパラジウムと銅が配合されている合金。銅を入れることで硬くした素材。ブローチのピンなどの針に使用することもあります。色味はPt900/Pdとほぼ変わらない。
比重:約19.9

特注地金
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Pt900
キャスト材

90%がプラチナで残りはパラジウムと微量のコバルトが入っている合金。キャスト用の素材。コバルトを入れることで硬くなり丈夫になります。
比重:約19.6

特注地金
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色金(いろがね)素材


赤銅一分差

(しゃくどういちぶざし)

銅に金1%入りの素材。木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。
煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9.2

特注地金
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下の地金煮色仕上げイメージ参照


赤銅三分差

(しゃくどうさんぶざし)

銅に金3%入りの素材。木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。
煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9.2

特注地金
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下の地金煮色仕上げイメージ参照


赤銅五分差

(しゃくどうごぶざし)

銅に金5%入りの素材。木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。
煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9.2

特注地金
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キャスト
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下の地金煮色仕上げイメージ参照


四分一銀
ヤキなし

(しぶいちぎん)

銀と銅の合金。木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。
煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9.6
※ヤキとは金のこと。

特注地金
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キャスト
取扱い
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下の地金煮色仕上げイメージ参照


四分一銀
ヤキ入り

(しぶいちぎん)

銀と銅の合金に金を1%入れた合金。木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9.6
※ヤキとは金のこと。

特注地金
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下の地金煮色仕上げイメージ参照


黒味銅

(くろみどう)

木目金や、刀の装飾、伝統工芸品などにも使われている素材。煮色仕上げをすることで独特な色味になる。
比重:約9

特注地金
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取扱い
×

下の地金煮色仕上げイメージ参照


下の画像は、弊社の色金地金を煮色仕上げした場合の色見本イメージです。
煮色仕上げとは、水に、録青(ろくしょう)(又は緑青(りょくしょう))や硫酸銅などを溶かしたもので地金を煮ることで表面を独特な色味に変化させる伝統技法です

※上記色見本はご利用の画面により色味が実際とは異なる場合がございます。予めご了承ください。


その他素材


純パラジウム

<純Pd>
純パラジウムとは何も混ざっていないパラジウムのみのことです。プラチナや、ホワイトゴールドの割金などに使用されている貴金属。ロウ材として使用する場合もあるが、融点が高い為母体を溶かさないように注意が必要。弊社では切売りでのみ販売可能。色味は純プラチナとほぼ同じ。
比重:約12.02 融点:約1,554度

特注地金
取扱い
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取扱い
××


<Cu>
銅は銀や金などの合金の割金にも使われる素材。
弊社では規格品の板などを販売しております。
↓銅板
https://www.comokin.co.jp/shopbrand/ct290/
比重:約8.9 融点:約1,085度

特注地金
取扱い
キャスト
取扱い
××

割金(わりがね)とは

割金(わりがね)とは合金にする際、主とする金属に混ぜる金属のこと。 例としてK18 の場合 75%が金で、残りの25%の金属のことを割金という。 この割金の種類によって金属の色調や、硬さやもろさなどの加工のしやすさなどが変わってきます。 ちなみに貴金属の配合については重量比で配合されているため。 100gのK18の場合75gが金、残り25gが割金となります。


比重(ひじゅう)とは

比重(ひじゅう)とは標準物質との密度(単位体積当たり質量)の比のこと。金属などの個体の場合、基本的には水を基準とする。つまり同じ体積の水と比べてどれくらい重たいかを表した比。同じサイズでも素材によって重さが違うのはこの比重に違いがあるため。

例:同じ大きさの水と銀があった場合、銀の比重は約10.5の為
水1立方センチメートル:銀1立方センチメートル の場合重さは⇒ 水約1g:銀約10.5g になる。